平成28年10月22日(土)第33回姫路市医師会在宅医療勉強会に参加しました。演者は医療法人ゆうの森 理事長 永井康徳先生でした。
印象に残った内容です
在宅医療はBeing『支え、寄り添う』医療である
患者さんやご家族の不安を取り除き、安心を提供しなければならない。
そのためには、訪問看護の制度を理解しておくことも大切。
また、「亡くなる瞬間を誰かがみていなくていい」この事を家族を看取ろうとしている介護者には必ず説明しておくことも必要。
そして、家族の揺れる気持ちに寄り添うこと。
家族は迷って当たり前、大事なのは正解を選び出すことことではなく、医療者がすべての選択肢を提示し、医療・介護従事者と家族が一緒に悩むそのプロセスである。
亡くなった後、「あれが正解だったと思いますよ」と言ってあげられるような関わりを持てること。
本当にそうだと思いました。
私が10年前に、ケアプランやまのを立ち上げた際の理念は「自分らしい人生を送るためのお手伝い」です。
日頃のケアマネジャーとしての係わりの中で意識していることを永井先生の言葉でさらに実感できた研修の場でした。
有難うございました。